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子育ての日々の断片を書き綴る

チベット問題

東京新聞チベット暴動、死者30人か 亡命政府発表、数百人負傷

中国チベット自治区ラサで14日起きた大規模暴動で、インド北部ダラムサラチベット亡命政府は15日、チベット人のデモ参加者30人の死亡が確認されたとする声明を発表した。事実なら1989年のラサ暴動の死者16人を超える。中国政府は暴動での死者は10人としている。
インドに活動拠点を置く非政府組織(NGO)チベット人権民主化センターは、負傷者は数百人に上ると発表した。

JMM『「“チベット”と“台湾”」:現地メディアに見る中国社会』から。

3月2日に上海国際体育センターで行われたコンサートで、そのビョークが予定されていなかった「ディクレア・インディペンデンス(独立を宣言せよ)」を歌い、その中で「チベットチベット!」と叫んだの
が中国で大騒ぎになっている。報道によると、その前に行われた日本公演では、彼女はそこで「コソボコソボ!」と呼びかけたらしい。
もちろん、中国当局は大激怒。「中国政府は積極的に中国と外国文化の交流活動を奨励し、支援し、多くの海外の優秀な文化製品とサービスの導入に努めてきた。絶対的多数の外国芸術グループ、アーティストの訪中公演では自覚的に中国の『商業公演管理条例』の関連規定が守られてきた。しかし、個別の人物が商業公演を利用して政治『パフォーマンス』を行うことは、中国の法律法規に反し、中国人民の感情を傷つけ、一人のパフォーマーとして持つべき職業道徳に反するものである」と、文化部(文化関連担当のお役所)のスポークスマンは叱責した。
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「ぼくらにとって今日、家のまん前で西側ポップスのコンサートが行われることがどれだけ大変なことか、それが長年の努力によって勝ち取られたものなのだということなんて、ビョークは決して知らないだろう。あの一声が一部の指導者の肝を震わせ、今後のコンサートの開催にまた大変な努力をしなければならなくなった。コンサートで『都市管理者の暴力反対』て程度のことを叫ぶならなんともないってのに、なんでまた『チベット独立』なんだよ」(王小峰ブログ「不許聯想」・3月7日)