from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

箱根に行った

samso2007-08-14

昨夜、息子が寝てから、箱根はどうかと思い、小田急の特急が予約できるか調べてみた。7時発の特急が予約できた。帰りは4時18分。
5時に起きて、おにぎりを作った。5時半過ぎに息子を起こしに行って、「小田急ロマンスカーに乗って、箱根に行くよ」と言うとすぐに起きた。
6時前にうちを出て、バス停に行くが、次のバスは6時半。次のバス停まで行くと6時12分発の吉祥寺行きがあった。ギリギリ間に合いそうと思いながら待っていると、タクシーがやってきたので三鷹駅までタクシーで行った。
新宿駅に着いて、昨日と同じ地下改札に行くと、サービスカウンターが閉まっていた。係の人に聞くと、エレベーターで1階に行ってくれと。1階に行って、列に並ぶ。前は韓国から来た女性二人で時間がかかる。やっと順番が来て、予約を示す紙を渡した。チケットを受け取り、ホームへ。

ロマンスカーに乗って、座席番号を見ると、2席が隣同士ではなく離れていた。仕方なく、子どもと一緒に座っていると、隣に男性がやってきたので、席を交換してくれないか頼んだ。家族が三人向かい合っている別の席を示すと「あの席ではちょっと」と言って断られてしまった。「おなかがすいた」と言う息子を膝の上に座らせ、おにぎりを食べさせた。しばらく外を眺めていたが、息子は寝てしまったので、タオルを掛け、一人で寝かせ、別の席に行った。
箱根湯本駅に着くと、隣のホームに登山電車が止まっていて、走って乗りに行った。1席だけ空いていて、息子を座らせた。スイッチバックをして登っていく登山電車。9時過ぎに強羅駅に着いた。小田急新宿駅でもらった「箱根夏の思い出クーポン」のウルトラマンスタンプラリーのスタンプを押し、箱根強羅公園でやっているという「カブト・クワガタ展」に行くことにした。公園まで5分とあったが、暑い中、15分ほどかかって公園に到着。公園の入口で入園料300円を払って、さらに「カブト・クワガタ展」でも入場料を取られた。

狭いハウスの中にクワガタだけが放し飼いにしてあった。ヘラクレスオオカブトなどの大物は壁際に置いてあったケースの中でじっとしていた。放し飼いのクワガタは触ってもいいというので、息子は怖々手を出した。足を引っかけられ、すぐに離した。

クワガタを釣るコーナーがあって、「やりたい」と言ってきた。なかなか釣れそうもないので「ダメ」。見ていると小学生が釣り上げた。何回も言うので、500円を渡し、挑戦させた。案の定、釣り上げることはできなかった。「もう1かいやりたい」「ダメ」。奥の方で無料の抽選会をやっているようだった。息子を呼んでガラガラ抽選機を回させると、なんと大当たりでヒラタクワガタをゲット。嬉しいようで会場にやってきた見知らぬ何人かの人に「ヒラタクワガタあたった」と告げた。

公園の別の場所に行ってみるが、暑い。お店があったので、入って檸檬スカッシュを注文。美味しかったので息子に飲ませるとゴクゴク飲んで「おいしいね」。他に見るところがなさそうなので、ケーブルカーの公園下駅に向かった。駅に着くちょっと前にケーブルカーは行ってしまった。駅のホームに着くと、強羅駅にケーブルカーが止まっているのが見えたので、線路沿いの道を下って、強羅駅まで戻ることにした。強羅駅に着くと、長蛇の列。アナウンスによるともう次のケーブルカーには乗れないと。

駅の外まで行って列の最後尾に並んで係の人に聞くと、次のケーブルカーにも乗れないと言われた。熱風の中待ってようやくのことホームに出てケーブルカーがやってくるのを待っていると、公園下で人が乗り降りしているが見えた。公園下駅で待っていたら、すぐに乗れたと気がついた。

先頭から2番目だったので、前の席に座れ、息子は喜んだ。30分以上待ったのにケーブルカーに乗っている時間はわずか10分で、終着駅の早雲山に着いた。ロープウェイ乗り場に行くとまた長蛇の列。

1分間隔でゴンドラが発車するということで、20分ほど待って乗れた。ゴンドラの中も暑くて、中に置いてあった団扇をあおぎながら景色を眺める。「あ、ふじさんだ。さわりーぱーくみえるかな」。眼下に大涌谷が見える。「けむりが出ているでしょ。あれは温泉だよ」「あついの?」「すごく熱いよ」。

大涌谷でロープウェイを降り、今年の6月にできたというロープウェイに乗り換え、芦ノ湖湖畔の桃源台まで行った。芦ノ湖が眼下に見えてくる。「あ、ふね」「海賊船だよ」。12時過ぎに桃源台駅に着いて、駅の地下にあるレストランに行って、昼食。壁に貼ってあるメニューの写真を見て、息子は「オムレツがいい」。セルフサービスの割には値段が高い。オムレツとうどんを頼んで2千円。味は案の定JR駅のうどん並み。食べ終わって、息子がウンチしたいと言うので、B2に降り、トイレへ。B2は海賊船の待合室になっていて、長蛇の列。男子トイレの部屋は1つだけ。使用中で待っているとおばさんが言い訳をしながら出てきた。
駅の外に出て、芦ノ湖を見ると、ボートが出ていたので、手漕ぎボートに乗ることにした。手漕ぎボートが置いてある店はちょっと遠く、「あつい、あつい」と言う息子を叱咤激励し、連れて行った。湖に出ると、結構波が荒かった。

30分ボートに乗り、桃源台駅に戻り、ロープウェイで大涌谷まで戻った。駅の外に出ると硫黄の匂い。「たまごのにおい」と息子。熱風と硫黄の匂いの中、墳煙地まで歩く。中国人の観光客が多い。駅近くまで戻ってくると「くろたまごたべたい」。6個500円。卵を受け取ると熱い。息子に触らせると「あつ〜い」。

ロープウェイで早雲山まで戻り、またケーブルカーに乗り強羅に戻った。駅を出てお土産を買ってから登山電車で箱根湯本まで戻り、ウルトラマンスタンプラリーのスタンプを4つ押すことができたので、オリジナル扇子をもらうため、窓口に並んだ。前にいた中国人は10本以上の扇子をもらっていた。扇子を受け取り、小田急線のホームへ。行きのロマンスカーはHiSEだったが、帰りは新型のVSEで「かっこいいね」。また席が別々だったので、息子と一緒に座る。息子の席を予約して失敗。

6時前に新宿に着き、7時過ぎに帰宅。カレーを作ると、よく食べた。「お代わりする?」と聞くと「しない」。「お代わりしないの?」「だって、メロンたべたいから」。8時半には寝てしまった。