from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

信用できない

中国ビジネスのススメ「社会効率が低い不信社会・中国」から。

中国の人たちはレストランで魚料理を頼むと、必ず、ウエイターがいけすから取ってきた
生きている魚を席まで持って来させて確認します。死んで腐りかけた魚を食べさせられてはたまらないからです。
龍蝦(ろんしゃー、ロブスター)の場合はそれでも信用できず、お客さんは角を折ってから龍蝦を調理場に持って行かせます。これは後で調理されて出てきた龍蝦の角に合わせてみて、本当に先ほど出てきた生きた龍蝦を調理したのかを確認するためです。
中国ではお客さんは、レストランを全然信用していないのです。
最近はレストランに「マイオイル」を持参する人もいると聞きます。レストランがコスト削減のために、安くて体に悪い油を使うことを怖れて自分の家から持ってきた安全な油で調理をさせるのです。
中にはそれでも信用できず、本当に自分が持ってきた油を使っているか、調理場まで入って確認する人もいるようです。