from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

国立科学博物館に行った

samso2007-05-26

朝起きて虫かごを覗くと、乾いた土とべとべとの土がかき回され、まるで土を耕したよう。カブトムシの幼虫は土にもぐっていた。
10時過ぎ、R君のママが二人を連れてきた。妻が調子が悪いと言うので、二人を国立科学博物館に連れて行くことにした。出かける前に散々勝手な行動をしないことを言い聞かせたが、うちを出たとたん二人は先に走って行った。バスや電車に乗っている間も大騒ぎ。上野駅に着いて、手を繋がらせて博物館に向かうが、すぐに手を離して、鳩を追いかけた。
博物館に入って、すぐに全球型映像施設「シアター360」に行った。10分ほど待って球状ドームに入る。ドーム内に橋が渡してあって、橋の上で球状画面に映し出される映像を見る。2つの作品があって、一作目は愛・地球博で上映されたという「青の輝き」。サメが大きな口を開けて迫ってくると子どもたちは「こわい」と声を上げた。二作目は博物館オリジナルの「恐竜の世界−化石から読み解く−」。6500万年前の白亜紀最末期の世界に連れて行かれて、トリケラトプスとティラノザウルスの戦いを見る。ティラノザウルスがトリケラトプスの角に噛みついた。トリケラトプスが角を噛み砕いただけで戦いは終わった。子どもたちは満足したようであった。浮遊感があって、大人でも楽しめた。
地球館に向かう。1階は「地球の多様な生物たち」。入口近くは海洋生物の世界、真ん中は陸上生物、奥は系統広場。


地下1階に降りて、「地球環境の変動と生物の進化」。映画を見たばかりだったので、子どもたちはトリケラトプスとティラノザウルスの骨標本に見とれていた。

地下2階は「地球環境の変動と生物の進化」。人間がサルから進化したことを知っているので、原始人の姿を見て、「おさるさんににているね」。

地下3階は「宇宙・物質・法則」。宇宙のイメージを説明するのに苦労する。

1時半になり、お腹が空いたと言うので、レストランへ。行列ができていて、ウエイティングリストに名前を書き、待つ。20分ほど待って、席に着く。二人はカツカレーがいいと。カレーを食べ始めると、「このカレー、おいしいね」。

展示室に戻って2階へ。「科学と技術の歩み」。ゲームのような展示なので、二人は楽しんで何回も同じことを繰り返していた。 3階は「大地を駆ける生命」。発見の森では、土の中にもぐったり、洞窟の中を覗き込んで昂奮していた。

さらに屋上に行って、ハーブガーデンで休憩。子どもたちは眼下に見える上野駅にやってくる電車を眺めていた。

もう一度「シアター360」に行って映画を見てから、外に出た。

帰り道、新宿の東急ハンズに寄って昆虫マットがあるかと探してみたがなく、帰宅。夕飯を食べ終わって、子どもたちに「わたしのアンネット」を見せているとR君のママがやってきた。息子はR君が泊まっていくと思っていたので、大泣き。