from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

グリンピースの皮むきをした

samso2007-04-12

外は晴れていて、気持ちのいい朝だった。
妻が起こしに行くと、寝室から「パパ〜、あのさあ、キャベツってどうやってできるの?」。「種からだよ」「だって、たねないじゃん」「花が咲いて、種ができるんだよ」「え〜」「あとで見せてあげるから、早くご飯を食べて」。
ご飯食べながら、「パセリの種があるから育ててみる?」「うん。つちはどうするの?」。妻が「土は買ってきて」。「土は買わなくてもそこら辺にあるでしょ」「じょうろはどうするの?」「この前、保育園で作ったでしょ」「わすれた」「ペットボトルを2つに切って、底に穴を開け、紐を付ければ出来上がり」。「パセリのたねみせて?」「ほら」「ちぃっちゃい〜」。
「ご飯食べた?」「もうおなかいっぱい」。食卓を見に行くとほとんど食べてなかった。「ホントにもう食べれないの?」「たべれない」「次は何するの?」「はブラシ」「じゃあ、早くやって」。
自転車に乗って、「手を動かしながら、おしゃべりしてくれる?」「いまてをうごかしている」「今じゃなくて、支度をするときだよ」。保育園に着くと、今日は3番目だったが、入口の部屋に園児はいなかった。何も言わずに部屋に入ったので、「ご挨拶は?」と言うと恥ずかしそうに「おはよーございます」と言って走って自分の組の部屋に行った。部屋に行くとぼぅーと突っ立っていた。「もう行くよ」「はやくするからまってて」。しばらく待ってても来ないので、「よろろしくお願いします」と言って外に出ると、走ってきた。「じゃあね」「おしごとがんばってね」。うちに戻ってから、バス停に向かうと。黄色い帽子を被った幼稚園児が二人やってきた。知っているような顔だったので見ていると「○○くんのパパ」と言って通り過ぎた。子どもが行っている保育園で同じ組にいて、3月に退園した子だった。
電車でJ-Waveを聴いていると、GOOD MORNING TOKYOのMORNING SESSIONのゲストがヴァイオリニストの古澤巌さん。ヴァイオリンで「ピアノ協奏曲第1番」を弾いた。かなりポップな感じにアレンジしてあったが、いい曲だった。
定時に退社し、保育園へ。うちの子どもが最後だった。「今日、何した?」「グリンピースのかわむきとおまつりのおてがみかきと○○せんせいのおはなしきいた」「グリンピースの皮むき上手にできた?」「できたよ」「何個ぐらい?」「えーと、100こぐらい」「すごいじゃん。1つのさやに何個入ってた?」「10こぐらい」「そんなに入ってないでしょ」「はいってたよ」「ホント?5個ぐらいじゃなかった」「もっとおおかった」。
うちに戻ると、「今何時?」。「7時過ぎ」と答えると、テレビを点け、12チャンネルにし、ポケモンを見だした。「ご飯できた」「は〜い」。食卓に来たけど、顔はテレビを見たまま、手は動かない。「消すよ」「いやだ」。やっと食べ終わると、またテレビに釘付け。続けてナルトも見た。
「シャワー浴びるよ」「わかった」。シャワーを浴び終わり、寝かせようとしているときに妻が帰ってきた。日本昔話を読み終わり、「寝るよ」と言うと「ママ〜」。