from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

保守の本懐

マル激トーク・オン・ディマンド「西部邁流、保守主義のすすめ」。

日本における保守の本懐とは何なのか。西部氏は、真の保守主義者は金や商品といった「富」ではなく、人々の絆や帰属する場所、環境といった「財」を、不信による依存ではなく、信頼による自立自尊を重視するという立場を取ると説く。また、保守だからといって必ずしも現状維持を主張するものではないとも言う。ただし、変革を受け入れるにしても、過去から時間を経て蓄積されてきた「良きもの」を捨てる急進的な革命ではなく、良きものを残しながらの漸進的な変化を求める立場を取る。そうした前提の上に立つと、まず日本は「美しい国」などと言い出す前に、今日の日本がいかに「醜い国」になっているかを認識するところから始めなければならないと西部氏は言う。

内田樹の研究室:「『リベラシオン』を読んで、外国語教育について発作的に考える」。

ふと、ナベツネのことをフランスのメディアはどう報じているのか気になって『リベラシオン』をひもといてみる(ひまだなー)。
ざんねんながら「ナベツネ」で検索したら何も出ず。
「ヨミウリ」で3件だけヒットした。「ヨミウリ」は「発行部数1400万部の保守系紙」だそうである。ついでに、「アサヒ」は「左翼紙」、「サンケイ」は「非常に保守的」と類別されていた。
なるほどね。