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子育ての日々の断片を書き綴る

ホワイトカラー・エグゼンプションを導入する前にやるべきこと(2)

NHKニュース「厚労相 御手洗会長発言を批判」。

柳沢厚生労働大臣は、衆議院予算委員会で、日本経団連の御手洗会長がさきに労働者派遣法の改正の必要性を主張したことについて「格差拡大を抑えようという考えに反している」と批判しました。
労働者派遣法は、派遣労働者に定められた期間を超えて働いてもらいたい場合、直接雇用することを申し込むよう派遣先の企業に義務づけていますが、日本経団連の御手洗会長は、去年10月の政府の経済財政諮問会議で「『3年たったら正社員にしろ』などという今の法律のままでは日本のコストは硬直化してしまう」と述べ、法改正の必要性を主張しました。これについて、柳沢厚生労働大臣は、16日の衆議院予算委員会で「派遣やパートタイムなどといった形態で働いている若者の増加は格差の固定や拡大につながるおそれがあり、正社員になれるように誘導する必要がある。御手洗氏の発言はこのような考え方とは反している」と述べ、御手洗氏の発言を批判しました。