from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

落ち葉掻きをして、サイクリングに行って、汽車と特急電車を作った

samso2006-11-26

子どもは7時半頃に起きてきた。「きょう、そうじがおわったらサイクリングにいく?」「うん、りさくりんぐにいく。きしゃもつくりたい」「リサイクリングじゃない。サイクリング」。昨日、見たテレビ番組でインドの青年が汽車の模型を作っているのを見て、作りたくなったようだった。妻が起きてこないので、二人だけで朝食をとった。
9時から団地内の清掃。出る前に子どもが箒とちり取りを持っていきたいと言うがいならいから答えて、外に出た。すでに落ち葉掻きは始まっていて道具がない。「ほらいったでしょ」と子どもに言われて、うちに箒とちり取りを取りに戻った。おばさんたちに「えらいね」とか言われるが、子どもは口ばかりで手が動かない。1時間ほどで終わって、お土産の非常食をもらいに行く。炊き出しはまだだったので、うちに戻り、自転車に乗って見に行くと行列ができていたので、そのままサイクリングに行くことにした。
まずはいつものように中央公園へ。公園の入口にある車止めのガードがある場所でいつも足をついていたので、「きょうはちゃんと通れたね」と言うと当たり前というような顔をして「うん」とだけ答えた。紙飛行機を持ってきていたので、自転車を漕ぎながら「先に紙飛行機を飛ばす?」と聞くと、「かみひこうをとばすのはおもしろいから、あとでいい」と答えた。それで、そのまま散歩道を行くことにした。
この散歩道、信号がない場所で車が通る道路をときどき横切らないといけないので、そのときは緊張する。子どもがスタートでもたもたしている間に車がやってくる。
こちらはゆっくり漕いでいるので寒いが、子どもは必死に漕いでいるので暑いようで、途中で被っていた帽子を取り、体が痒いと言った。30分ほど散歩道を走って、中央公園に戻った。遊具の側を通ると、「たーざんろーぷしたい」と聞くので「いいよ」と答えると「じゃんぷしてつかまれるようになった」と言って走っていった。ターザンロープを3回やると「もういい」と言って自転車に乗った。12時近くまで紙飛行飛ばしをして、うちに戻ると妻はいなかった。お昼は食べずに会社に行くとケイタイにメールが入っていた。
子どもと二人でお昼を食べ、本を返しに図書館へ。子どもを絵本コーナーに置いて、雑誌を物色していたら、自分で借りたい絵本を集めていた。数えたら、8冊あった。「ちょっと多いんじゃないの?」と言うと1冊だけ戻しに行った。借りた7冊のうち4冊はトーマスだった。
家に戻ると、「きしゃ、つくろう」と言ってきたが、眠くなったので、横になると、体の上に乗って「おきて!」と何回もジャンプしてくれた。無視して寝ていると、泣き出した。でも起きられず、そのまま寝てしまった。1時間ほどして起きると、子どもは寝ていた。しばらくして、「ひとりでおきたー」と言って起きてきた。
放っておくと、一人で、色紙とハサミと色鉛筆を使って、汽車を作り出した。30分ほどして「できたよー」と言って見せに来た。汽車に3両の客車が連結された作品ができていた。褒めると「とっきゅうでんしゃもつくる」と言ってまた作り出した。今度は先がとがった車体の電車を見せに来た。4時過ぎに、食材を買って戻ってきた妻にも、子どもは得意そうに汽車と特急電車を見せた。