from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

好景気(2)

asahi.comワーキングプア、絶望からの脱出法 新たな労働力求めて

ワーキングプア」の急増が社会問題化している。都留文科大学の後藤道夫教授は、「1人、あるいは複数がフルタイムで働いているか、働く準備があるにもかかわらず、最低限度の生活水準(生活保護レベル)を保てない収入の世帯」と定義しており、就業構造基本調査(総務省)などを基にした試算では、02年の段階ですでに、656万世帯がワーキングプア状態。一人暮らしなら、地方の中堅都市で年収230万円程度、首都圏で280万円程度が生活保護レベルに相当するという。
スポット派遣」「アルバイト派遣」などと呼ばれる日雇いの派遣労働は、メーカーの工場などで増え続ける「請負」労働と共に、ワーキングプアに陥りがちな労働形態だ。