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House OKs 700-mile Mexico fence

読売新聞「メキシコ国境1100キロ、米上院がフェンス法案可決」。

米上院は29日の本会議で、不法移民の流入を防ぐため、対メキシコ国境に全長700マイル(約1100キロ)のフェンスを建設する法案を賛成多数で可決した。
下院ではすでに同様の法案が通過しており、ブッシュ大統領が署名し成立する見通し。
大統領は当初、不法移民への居住権付与構想も含む包括的な移民政策を提唱していたが、中間選挙を1か月余り後に控え、移民流入に厳しい世論に配慮する議会に押し切られ、フェンス建設という締め付け策だけが実現することになった。
法案は、30日からの休会期間入り直前に、大多数の共和党議員と一部民主党議員が賛成し可決された。

JANJAN「自分たちで国境を守る」と不法移民の監視に当たる民間組織「ミニットマン」。

「不法移民の『侵略』に遭遇している米国は、柵を巡らし、兵士を配備すべきだ。そうした策がとられないのであれば、自分たちで国境を守る」と語るのは、アリゾナ州でメキシコとの国境警備に当たる民間のボランティア組織Minuteman Civil Defense Corps(ミニットマン)のリーダー、アル・ガルサだ。
ミニットマンには国境を接する南部州から警察・軍経験者や農場経営者を含む6,000人が参加、国境で不法移民の監視に当たり、国境監視員に内報しているという。5月末からアリゾナ州の私有地に高さ5メートルのフェンスを建設し始めた。ミニットマンは、米政府に対し3,200キロに及ぶメキシコとの国境に同様のフェンスを建設するよう要望している。