from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

民間外交の奨励

JMM『「惰性の『靖国』」:現地メディアに見る中国社会』

小泉首相の無言の反復運動が生んだのは、もともとはセンシティブだったはずの問題に対する周囲の惰性だった。そして、彼はまた任期切れを前に彼は公約を果たすために8月15日に靖国に参った。つまり、公約というメンツを果たすために、強行参拝に踏み切った。その反復運動が結果的に何を生むかは、これまでの反復運動で十分分かっていたはずだ。もしかしたら、それを解決するために昨年から政府はたびたび「民間外交」を奨励してるじゃないか、というわけか? 自分のメンツを立てて去り行く者にとっては、民間とは政府や政治家がやったことを尻拭いをするものなのか?それじゃ、国民はなんのために税金を払ってるんだ? トイレットペーパーを買うためにお金を払うんじゃなくて、自分をトイレットペーパーとして使っていただくためにお金を払ってるわけ?