from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

陸上自衛隊の撤収

NHKクローズアップ現代「薄氷の900日 イラク自衛隊」から。

今月17日、イラクサマーワへ派遣されていた陸上自衛隊の部隊が、クウェートまでの撤収を完了。2年半にわたる人道復興支援を終えた。給水、医療技術指導、公共施設の補修を行い、地元からは一定の評価を得たものの、社会的インフラの整備や雇用の確保などより高い水準の支援を求める声が高まり、自衛隊ができる事業とのギャップが問題となった。地元の不満が高まる中、部隊が強硬派イラク人のデモに取り囲まれ、一触即発の事態となる事件も起きた。

安全確保に追われた900日だったようだ。宿営地が地元民の攻撃にさらされるようになり、危険を感じて宿営地の安全を確保するために橋建設などの事業を行った。また、ODAを使った発電所の建設事業を誘致したらしい。やってきたことのすべてが自分たちの安全確保。投じた金額は800億円以上らしい。何のための派遣だったんだろう。