from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

スッキリしたね

乾燥する季節は終わったのにアトピー性皮膚炎は治らず、子どもは夜中に「ちんちんがかゆい」と言って寝ぼけながらパンツの中に入れて掻いていた。
起きて外を見ると雨。洗濯機を回し、米を洗って炊飯器のスイッチを入れ、二度寝
起きて朝食の用意をして、妻と子どもを起こす。子どもは起きてこない。朝食を食べたあと、もう一度起こしに行く。「ママがいい」と言って起きない。蹴飛ばされながら着替えさせる。妻が起こしに来るとようやく起きた。朝ご飯を食べながら、「あめふってるのに、なんでせんたくものをいれないんだよ」と言った。
傘を差して保育園へ。保育士さんが子どもの丸坊主を見て「スッキリしたね」と言うと、「パパにきってもらったの」と返した。うちに戻って、雨なのでほんの少しだけ早めに出た。いつもより1本早いバスに乗れたが、1本遅い電車になった。電車を降りると、雨は上がっていた。
帰りはバスに乗るまで雨が降っておらず、バスを降りると霧雨が降っていた。保育園に着くと、うちの子どもだけが残っていて、折り紙でサイコロを作ってもらっていた。小雨が降っていたが、残りの食材が乏しいので、うちに帰らずスーパーへ。子どもを自転車から降ろすと待たずにいなくなった。スーパーに入ると、買い物かごを取り出し、カートに乗せようとしていた。そのあとも勝手に走っていて姿が見えなくなった。
うちに着いてすぐ「おなかがすいた」と言うので、買ってきた鶏の唐揚げを食べさせながら、子どもが選んだ美味しくないカレーの王子さまを暖めた。鶏の唐揚げを全部食べてから、カレーを食べ出した。保育園でも「ばっかり食べ」のようだ。
ご飯を食べ終わってテレビを点けたら「鶴瓶の家族に乾杯」をやっていて熱心に見だした。春風亭昇太が訪れたお宅の庭で、この前子どもが熱を出していけなかった竹の子掘りをやっていた。「竹の子掘りって、これだよ」と言ってみたが、返事はなかった。番組が終わると、お絵かき。動物の足のようなものを描いたので、ゾウらしき絵にしようとすると「じぶんで」と言って続きを描き出した。しっぽを描いたつもりだったのに鼻だと思ったようで、反対向きのゾウになってしまった。そのあと、何とか攻撃とか言いながら、むちゃくちゃな絵にしてしまった。
妻に電話するとまだ電車の中と言った。シャワーを浴びさせ、薬を塗っているとふざけて目に蹴りを入れた。頭に来て「バカ野郎」と言ってしまった。効いたのか急に大人しくなった。妻が帰ってきたのは10時前。10時半過ぎにようやく寝た。