from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

またジブリ美術館に行った

samso2006-02-19

先日、お隣のあばあさんが来られたとき、宮崎駿さんが新しいアニメを作りジブリ美術館で上映しているそうですねと言うと、見に行きたいなら、チケットをもらってきてあげると言って、チケットをくれ、今日がその予約日だったので、妻を急かせて、出かけた。
タイミングよくバスに乗れて、ジブリ美術館には予約時刻の10時20分前に着いた。前回の三分の一ほどしか待っている人がいなくて、早めに入場できた。とりあえず、アニメを見るためにミニシアターへと行った。待っている人がいなくて、すぐに入れた。映写技師のお隣のおじいさんに挨拶をしに行ったら、またアニメのパンフレットを買ってくれていて、子どもにプレゼントしてくれた。
見たアニメは「水グモもんもん」。水グモの目線で水の世界が生き生きと描かれていた。このアニメではおしゃべりはなし。パンフレットによれば、矢野顕子さんが登場した虫たちの音を声で表現していたとあった。バックで流れていた音楽は、山瀬理桜さんという女性が奏でるハルダンゲルヴァイオリンだったようだ。ハルダンゲルヴァイオリンはノルウェーのハルダンゲルという土地で生まれた楽器だということ。
アニメが終わっておじいさんに挨拶をすると、こどもは一人でトトロぴょんぴょんの部屋に走っていった。トトロぴょんぴょんを随分長く眺めたあと、「きしゃがはしっているところにいきたい」と言った。アルプスの少女ハイジ展のことだと気がついて、1階に連れて行った。「アルムの山」のジオラマで汽車が走るのを飽きずに30分以上眺めていた。そのあと、乗りたくないと言っていた2階のネゴバスルームに行くと、並んでネコバスに乗ってご機嫌。売店でバッジとミニタオルをねだられ、お腹が空いたというのでカフェに行ってホットドッグを食べ、しばらくうろうろして帰ろうと言うと「まだろぼっとのところにいってない」と言うので、螺旋階段を上がって、屋上庭園へ。前来た時より気に入ったようで帰りたくないと言って困らせた。ジブリ美術館を出たあと、井の頭公園をぶらぶらして帰ってきた。
夕方、妻が食事に誘った知り合いがやってきた。食事後、その知り合いを置いたまま、妻がお隣に行ってしまってしばらく帰ってこなかった。ようやく帰ってきて、何をしていたのかと聞くと、下の階の人が陰で苦情を言っていると聞いてきたと言った。8時に寝ているがうるさくて寝られないとか、子どもがいるなら一階に住むべきだとか言っているという。引っ越してきたときに挨拶に行っておけばよかったと思う。