中国新聞「小さな政府で格差拡大せず 安倍、竹中氏ら反論」
安倍晋三官房長官、竹中平蔵総務相らは20日午前の記者会見で、公明党の神崎武法代表らが小泉改革に伴う経済格差拡大への懸念を示していることについて「小さな政府であれば格差が拡大するとは思わない」(竹中氏)などと反論した。
安倍氏は「19日の『月例経済報告に関する関係閣僚会議』で、内閣府が『統計データから経済格差は確認できない』との説明をした」と指摘。その上で「格差社会ができないよう政策を行ってきたが、もう少し国民に説明することも重要だ」と強調した。経済格差問題が9月の自民党総裁選では「どういう社会をつくっていくかということでは当然、議論されると思う」と述べた。