from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

JR羽越線脱線事故(2)

中国新聞脱線事故の死者4人に 速度規制なく百キロ走行」。

山形県庄内町のJR羽越線で二十五日、特急いなほ14号が脱線、転覆した事故は二十六日午前までに、死亡者が男性、女性各二人の乗客計四人となった。四人はいずれも転覆で大破した先頭車両に閉じ込められていた。重軽傷者は乗客、運転士の計三十三人。
車内に乗客は残っていないもようで、地元消防は二十六日午前、捜索を終えた。
JR東日本によると、六両編成の特急は全車両が脱線、三両が転覆した。特急の鈴木高司運転士(29)は「現場直前を時速約百キロで通過した」と話しているという。事故当時、現場付近の最大風速は規制の基準値以下の約二○メートルだったため、速度規制はされていなかった。
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鈴木運転士は庄内署やJRに「突風で車体がふわっと浮いた」「突然雪を伴った突風が右から吹き、車両が左に傾いた」と証言。仲鉢貴広車掌(26)は「ドーンと背中を突き上げるような衝撃があり、明かりが消え、列車が急停車した」などと話している。