from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

自民党は変わらない

朝日新聞本社世論調査 自民の勝因「小泉首相」58%』から。

総選挙をきっかけに自民が変わると思うかどうかを聞くと、「変わる」が43%で、「そうは思わない」が47%とやや上回った。「変わる」は自民、公明支持層では60%近い。民主支持層と無党派層では、ともに32%と少なかった。
公示前の前回調査でも「変わる」は42%、「そうは思わない」は46%で、自民の体質への有権者の見方は選挙を経ても大きく変わっていない。

自民は変わらないと思っている人でも自民党に投票した人がいるということ?
読売新聞:政治の現場「相手は若くて“そっくり”」から。

前原に対し、自民党は公募で年齢が一回り以上も若い新人・山本朋広を擁立した。共産党候補も30代だ。京都2区では前原が最年長候補になった。
自民党の山本の経歴は京大大学院修了―松下政経塾(21期)で、京大法卒―同塾(8期)の前原とそっくりだ。専門の政策分野も「安全保障」ときている。
いつの間にか追われる立場になっていた。
「前原さんは分厚い壁です。胸を借りて戦います」
山本は公示日の8月30日、「松下政経塾出身」と書かれたのぼりをバックに街頭に立ち、「新しい自民党で新しい日本をつくります」と張りのある声で訴えた。12年前、31歳の前原が日本新党から初挑戦した時の光景とだぶって見える。
左京区下鴨本通北大路、東山区の東山五条、山科区のJR山科駅前……。山本が立つ場所は、前原が初当選の時以来、演説を続けてきた場所だ。
「同じことをやられるのは嫌だなという気持ちはある。でも、彼はまだ1年にもならない。僕には府議時代も含めて15年間続けてきた自負がある」
こう語る前原は最近、ポスターなどに「衆院議員4期12年」と刷り込んでいる。「中央では『若手のリーダー』でも、地元では『若手』とは言えない。実績を訴えないと」。選対副事務長の京都市議・隠塚功(42)は陣営を引き締める。
12年間で前原後援会は約1万6000人に成長した。左京・山科・東山の三つの地域後援会を軸に、医師、薬剤師、税理士など業種別の後援会や企業人の後援会が前原を推す。4選した2003年衆院選では約7万4000票を獲得した。
だが、2選目の96年衆院選では約3万1000票しかとれず、比例選でなんとか復活当選した。前原後援会連合会長・小林祥一(73)が明かす。
「わしが『落ちて通ったんも運の強さや』と言うと、前原は最近まで嫌そうな顔しよった。『実力や』というね。でも、今回から『会長、運もなかったらあきませんな』と言い始めた。政治家としてもまれて、大勢の助けが必要とわかってきたんやないですか。ええこっちゃと思います」

この前原誠司氏は当選し、民主党の代表になった。