from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

次は火星、そして月探査だ

毎日新聞

NASAは最終的に「落下物を完全になくすことは難しい」と判断、ディスカバリーの打ち上げ再開を「強行」した。背景には、2010年というシャトル引退期限のプレッシャーがあったと考えられる。国際宇宙ステーション完成に向けた、飛行スケジュールは厳しさを増している。
コロンビア事故調査委員会は「シャトルからの落下物は当然」という当時の「常識」を問題視し、予算やスケジュールより「安全第一」という意識改革をNASAに迫った。ディスカバリーの落下物の確認は、意識改革が不十分だったことも示している。

約800億円もかけてやっと飛ばしたが、またタイルが剥がれ落ちたようだ。宇宙に行ったと素直に喜んでいる時代ではなくなった。