from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

エジプトで爆発

NHKニュース。

紅海に面したエジプトの高級リゾート地シャルムエルシェイクで、23日未明、日本時間の午前7時過ぎからおよそ15分の間に市内の少なくとも3か所で大きな爆発が相次ぎました。爆発があったのは、北部の高級リゾート地帯にあるホテル、近くのホテルの駐車場、それに南部の市場の3か所で、エジプトの治安当局は、爆発物を積んだ車や仕掛けられた爆発物による犯行と見て調べています。爆発当時、現場は、いずれも多くの観光客や市民で賑わっており、地元の治安当局や病院関係者によりますと、これまでに83人が死亡したほか、100人以上がけがをしました。またエジプト観光省は、イタリア人など外国人観光客7人が死亡したとしていますが、カイロの日本大使館には、今のところ日本人のけが人の情報は入っていません。現地を訪れたアドリ内相は、ロンドンの同時多発テロを受けて現地では、3日前から地元の治安当局が治安対策を強化していたことを明らかにしました。そのうえで、アドリ内相は「イスラムの名を語ったテロリストによる犯行だ」と述べ、今回の事件が、ヨーロッパなどから多くの観光客が訪れるエジプト有数のリゾート地を狙った、イスラム過激派による犯行との見方を示しました。一方、日本時間の午後4時過ぎ、アラビア語のウェブサイトに「シリア地方とエジプトのアルカイダ・アブドゥルアッザーム大隊」と名乗るグループが「イラクアフガニスタンパレスチナなどでイスラム教徒が殺害されていることに対する反撃だ」とする犯行声明を出しました。このグループ名は、これまで知られておらず声明の信ぴょう性については確認されていません。