from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

体操のお兄さん

体操のお兄さん 3歳児の定点観測」という記事があった。

出演開始の93年から12年間の定点観測の結果、「『子供が危ない』と言うけど、僕の出会った3歳児は昔も今も変わっていない」と力説する。では変わってしまったのは誰?
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答えは「お母さん」だ。いつもより濃い化粧でおしゃれした母親に連れられ、NHKのスタジオにやってきた子供たちは新しい場所より、普段と違う母親の気迫の方に緊張する。少しでも娘をかわいく見せたくて、母親が髪をお団子に結ったせいで、髪留めが痛いと泣いた子がいた。熱があるのにスタジオに連れてこられ、熱性けいれんを起こした子もいた。母親から離れようとしない子供をスタジオの隅でたたいた母親もいた。そんな母親が少しずつ増えていった。
「一番びっくりしたのは、本番中に転んでしまった我が子に『大丈夫?』と駆け寄って、収録をストップさせてしまったお母さん。

いいたいことは分かるけど、変な記事だ。お母さんが変わってしまっても子どもが変わっていないなら、いいじゃないというつっこみを入れたくなる記事。3歳児ぐらいなら、変わってしまったお母さんが側にいても、それほど影響を受けてはいないようだけど、徐々にその悪い影響を受けしまうってことを言いたいのかな。幼児期は親を模倣する時期だから当たり前のこと。

「小さいうちから英語などを習わせて必死になる一方で、子供を公園で遊ばせながら携帯電話でメールばかりしている。いらないところで過干渉。でも親子の触れ合いは減っている」

これもなんだか、変。携帯電話でメールをしているのはいいとは言えないけれど、子どもが公園で遊んでいるときに、干渉する必要はない。昔だって親子が触れ合う時間がそれほどあった訳ではない。昔だって親は忙しかった。だた、それをカバーしてくれる地域社会があった。「家業で忙しい父母の代わりに、地域の大人や年上の子供が面倒を見てくれた」ということ。

「だから僕は、親だけで子育てをしないほうがいいと思う。学校には学校、地域には地域、家庭には家庭にしかできないことがある。大人はもっともっと子供のために頑張らなきゃ」

子供のために頑張ろうとするから、「過干渉」になってしまうじゃないのか。なかなかできないんだけど、子どもが無条件で信頼できる親でいることが大事。
ここにもあるように、「幼児がテレビという媒体から得られるものは大変少ない、逆にマイナスになる」と言われているが、教育熱心な割にはテレビを見せている親は多い。テレビを見せると楽だからね。
体操のお兄さんを含め、NHKで幼児向けの番組を作っている人たちはこのことどう考えているんだろう。