from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

戦争と商人

田中宇:イスラエルとロスチャイルドの百年戦争」に

戦争が起こりそうになったら、敵同士である双方に金を貸したり政策を出したりして、どっちが勝っても儲かるようにするとか、一つの国の産業革命に投資して大儲けできたら、他の国でも産業革命を誘発し、そちらにも投資して儲けを増やすなど、一つの国に対してのみ忠誠を尽くすのではなく、国際的に動くことで儲けるのが、伝統的なユダヤ商人の作法としてよく見られる。

とあった。戦争をけしかけたり、戦争の切っ掛けを作ったりする商人もいる。戦争の陰に商人ありだと思うけど、暗躍しているので、なかなか証明できない。だから、歴史として記録されることはほとんない。架空の話として小説になる程度。日中戦争でも商人が暗躍していたことはあまり知られていない。戦争の原因をイデオロギーの衝突とか、国の覇権争いに求めるけど、それに火を点けた人たちとか、戦争で大もうけしている人たちには全然無関心なところがあるようだ。