from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

町で人工雪を降らせる

外を歩いている分にはいいが、まだ顔に触れる風は冷たい。最高気温が10℃と、上海もまだ寒いようだ。

人民網日文版に、

北京市発展改革委員会が8日明らかにしたところ、北京では今年も引き続き人工雨の設備建設を強化し、水資源不足を緩和するという。北京は水資源が極度に不足した都市だ。同委員会の昨年のデータによると、北京は人口1人あたりの水資源量が300立方メートルに満たない。世界平均水準のわずか30分の1、全国平均水準の8分の1だ。1999年から5年連続の干ばつで、年間平均降水量は長年の平均降水量595ミリメートルの71%という。地下水を長期にわたって汲み上げたため、北京市の地下水は過去5年間、年平均1.3メートル下がっている。

とあった。北京在住の人のブログに、冬は人工雪を降らせているらしいと書いてあったがどうなんだろう。ありうる話だけど。


もう1つ。上海に住んでいる人の平均寿命が80歳を超えているようだ。今年80歳だと1925年生まれ。戦争と文化大革命の中を通過して生き延びてきた訳だ。

上海市衛生局が27日に発表した最新統計データによると、上海市居住者の昨年の平均寿命は80.29歳だった。妊産婦の死亡は10万人あたり10.79人、乳児の死亡は1千人あたり3.78人だった。上海市の昨年の平均寿命は2003年の79.8歳よりわずかに上昇した。

上海は、高齢者にとって住みにくい町だ。高層マンションにはエレベータがあるが、6階程度の低層アパートにはエレベータは付いていない。町の至る所に段差があるし、路面もでこぼこしている所が多い。横断歩道を渡っていても車は止まってくれないし、信号はすぐに赤になる。