from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

上海の地下鉄は、東京の地下鉄より新しい。改札口は、カードをかざすだけで通過できる。次の電車があと何分何秒で来るかを示す掲示板もある。そのような近代的な設備とは対照的に、地下鉄構内にあるお店は、古色蒼然として、どれもぱっとしない。買う気がするような品揃えではないし、ディプレイも適当。ガラスのケースの中に品物が並んでいるだけのところもある。販売員は、ただ突っ立ているだけの人が多い。販売員同士がおしゃべりをしていたり、モノを食べていたりすることも多い。その中でもコダックのフィルムを売っている店なんかましな方だけど、昨日、その店を何気なくみると、販売員がパソコンでゲームをしていた。地下鉄構内は人通りが多いので、その気になれば結構商売になると思われるが、なぜ流行りそうな店を出さないのか不思議だ。商売のうまい人が入れないような規制があるのだろうか。