from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

今朝は、窓を開けると、冷たい空気が部屋に入って、清々しい秋の朝だった。

バス停でバスを待っていると、あまりみかけないバスがバス停に停まった。バスの屋根に荷物が積んであった。降りてきたのは、いかにも田舎から出てきたと分かる人達だった。バスを降りて自転車道に団体で突っ立っていたものだから、通りかかったスクーターに思い切りクラクションを鳴らされていた。驚いている様子はなかった。

バスを降りたうちの一人のおじさんが荷物を抱えて同じバスに乗り込んできた。運転手さんに何回も行き先を確認していた。運転手さんは親切に答えてあげているようだった。そこそこ混んでいて席は空いてなかったが、そのおじさんが立った前の席にいた青年がサッと立って席を譲った。おじさんはお礼をいうでもなく、当たり前のようにその席に座った。座ってすぐに隣の席の人に話しかけ、行き先を確認しているようであった。隣の席の人も親切に色々教えてあげているようにみえた。おじさんが降りるバス停の手前までバスが来たとき、運転手さんは、おじさんにここだようというように声を掛けた。困っている人を助けてあげようとする人は日本より多いようだ。

帰りに乗ったバスの運転手さんは何回か乗り合わせている人で、早くバスを運行しようとする。今日もくねくね曲がりながら、バスを走らせ、先に進んでいた同じ路線のバスを追い抜いた。バスの運転手さんは、運転回数が増えると、収入が増えるのかな。

夕方も涼しかったので、子供を連れて出て、シャボン玉吹きで遊ばせた。つい最近までシャボン玉をうまく吹けなかった、もう問題なく吹ける。足を蚊に刺され始めたので、うちに帰ろうというが、楽しいので帰ろうとしない。しばらく待っても帰らないで、無理矢理抱っこしてうちに帰ると大泣きし、おしっこを漏らした。