from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

こちらに来てからも、中国語はほとんど身に付いていない。それを見かねた妻が隣の家の中学生に中後のレッスンを頼んだ。その子は夏休みで、毎日出かけずに、泊まりに来ている9歳の子と遊んでいるか、テレビを見ているだけのようだ。うちの子の遊び相手もやってくれてはいる。うちの子は託児所から帰って来るなり、すぐ隣に遊びに行くし、家にもその二人を連れて帰ってくる。

2時過ぎに家に来てもらい、レッスンが始まった。「日本人のための中国語」というテキストの文章を一度読んでもらい、同じようにいうのを繰り返してもらった。難しい発音の単語があったり、ちょっと文章が長いとつっかかってしまう。何回もやり直すがうまく読めない。四(si)とか是(shi)の発音が特にダメなようで、何回も発音するが、首を振られてしまう。同じようにいっているつもりなんだけど、同じように聞こえないようだ。冷や汗をかきながら、あっという間の1時間だった。

夜、今日託児所でもらってきた小冊子を子供が持ってきて、急に中国語をしゃべり出した。妻がいうには、開いているページに書かれてあるようにしゃべっているという。結構長い文章も覚えられるようになったようだ。発音も問題ないようだ。

子供は中国語で話しかけられてもかなり分かるようだし、してほしいこともなんとか中国語でいえるようになってきた。子供はどうしてそう素直に覚えられるんだ。こっちは全然頭に入らないっていうのに。