from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

アパートには、ちょっと古い形式の海爾(ハイアール)製のドラム式洗濯乾燥機が備えられている。

洗濯機ぐらいすぐに使えるだろうと見てみたが、よく分からない。電源スイッチらしきボタンを押すと、すぐに回り出す。洗い方のコースの選択はないのと、それらしきダイヤルはあるが、選択できるようにはできていない。

取扱説明書が見つかり、見てみる。どうも先にダイヤルを回して洗い方を選択し、それから電源スイッチを押すようだ。日本のものだと、電源スイッチを入れ、洗い方のコースを選択し、スタートボタンを押すのが一般的なのに。

まあ、とりあえず洗ってみた。洗剤は、妻がここじゃないのというから、そこに入れて。洗濯を始めてもあまり泡立たないし、脱水が完了するまで、2時間以上かかった。どうも変だ。

しばらく使ってようやく使い方が分かった。ダイヤルがタイマの役目をして、最初の位置からやっていくと、全部行程をやるようになっているようだ。スタートさせる位置を変えれば、行程が短くなると分かる。ソフトに洗う行程、強く洗う行程など順番に並んでいて、全部やるから時間がかかっていたようだ。

しかし、泡立たないのはなぜと思って、取扱説明書をよく眺めてみたら、洗剤を入れる場所を間違えていたと分かる。軟化剤をいれる場所に洗剤を入れていたようだ。リンスのときに洗剤が使われていたみたい。

乾燥機能を使ってみた。かなりの時間回してみたが、乾燥するまでいたらない。

洗濯物は、ベランダがないから、窓の外に付けられたコの字状のフレームに竿を置いて干す。竿は、壁に平行ではなく、垂直に置く。その方が干しやすいからのようだ。みんなそうしている。

住んでいる階が4階であり、洗濯物を落とさないように慎重に干さないといけない。風が強いときもあるから、しっかり洗濯ばさみで止めないといけない。

先日、下に住んでいるおばさんが苦情をいいにきた。ズボンを干すときは、つり下げないでほしいという。下からみると、人がぶら下がっているようにみえて不気味だという。また、しずくが垂れないようにしてほしいという。自分のところの洗濯物がそのしずくで濡れるからだ。