from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

ほとんど変わらず

 

6時過ぎに目が醒め、7時過ぎに起床。

昨日の残りのカレーを温め、朝ごはん。

まったく起きて来ない息子を9時半前に起こしに行った。しばらくして、のそっと起きて来て、テレビを見ながら朝ごはんを食べた。

11時近くなって見に行くと、夏休みの宿題をやっていた。

12時半頃に冷麺を作って、昼ごはん。

午後もゴロゴロしているので、「自転車は?」と聞くと、また体の調子が悪いと言い訳。予定はないのかと聞くと、友だちと遊ぶと。でも全然出かけずにいるから、映画でも見に行こうかと誘うが、行かないと。

息子の友だちから電話がかかってきた。出て行くのかと思いきや出て行かなかった。

しばらくして息子の部屋のドアを開けると、友だちが来ていて、二人で寝転がってゲームをやっていた。

4時半頃になってようやく祭りに行くと言って、出て行った。

iTunesで映画『サバイビング・プログレス - 進歩の罠』を見始めた。

『ブラジル人の子どもが言う。
「テレビのニュースでアマゾン地域の森林伐採を見たけど、なぜそんなことをするのか理由が分かりません」
先生が質問します。
「そこにある権利は?何でしょう?」
子どもが答えます。
「経済です」
ブラジルの熱帯雨林の破壊は、アメリカやイギリスの金融界と関係があります。始まりは1982年。ラテンアメリカ諸国の債務不履行が引き金となりました。不履行の理由は次のようなものです。返済したくても、そのための新し工場を建てる資金すらない。それに対し^IMFは破産させないように、資源を売る提案をしたのです。自然資源を売れば返済できるとね。森林やミネラル資源、石油利権を売ればいいと。そしてラテンアメリカの諸国は資源を売り、個人投資家たちが買い求めたのです。森林を伐採することで、経済基盤を失っています。
銀行は貸付金を回収し損ねたりしません。つまり他国の土地を荒廃させるのが銀行のシステムなのです』
『いずれは代替エネルギーとして、環境にも優しい藻類からバイオ燃料を生産しようと試みています。規模や経済的な問題で広めるのは困難です。ただエクソンモービルの尽力により、大量生産も視野にいれています。ですがそれには巨大な設備が必要です。合成生物学の進歩に伴い、企業は植物が必要となり、その結果、土地や海を専有し始めました。その土地に住んでいた人を追い出し、商品の生産に土地を使っているのです。
つまり、彼が行っていることは地球を救うことではなく、特定の企業の利益を上げることなのです。』

6時過ぎに買い物に出た。まだ暑かった。

帰宅して、簡単に夕飯。

8時過ぎに息子が帰ってきた。すぐにテレビでバラエティ番組を見ようとするので、映画『サバイビングプログレ - 進歩の罠』を一緒に観るように言うが、ちょっと見て知ったらしいことを吐いて「もういい」と。

その後、息子は結局ゴロゴロしているだけ。学校を変えようかと言うと、頑なに「嫌だ」と言うので、「じゃあ頑張ろうよ」と言うが、態度は変わらなかった。

ツール・ド・フランスを見ていても、見に来なかった。ロードレーサーになると言っているのに。

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