from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

平といふ字を上につけた年号は凶だと予言は的中か

 昨夜寝る前に読んだ 丸谷才一著「別れの挨拶」に『平といふ字を上につけた年号は凶で、それゆゑ平治が一つあるだけ(中国にはひとつもなし)。その平治のときも反対論かしきりだつたのに、敢えて押し切って名づけると、果然、平治の乱が起つたといふのだつた。
もつとも今の年号に改まつたとき、わたしは縁起をかつぐよりもむしろ、へーせーとエ列音が二つつづくのは厭だと思つたものだつた。日本語ではエ列音は一般に位が低い。エセ、ケチ、セコイ、デレデレ、ネトネト、レロレロ、みなマイナス方向の言葉だ。殊にいけないのはへで、ヘイコラ、ヘタクソ、ヘタバル、ヘドモド、ヘツポコ、ヘラヘラと、ろくなことはない。それなのにへーせーだなんて、きつといまに国が乱れるぞなんて冗談をいつてゐたら、予言は的中してしまつた。』と。

別れの挨拶

別れの挨拶

 

 目が醒めると、まだ3時過ぎだった。また眠りにつくまで15分以上かかった。

5時半過ぎに目が醒め、うとうとして、6時の目覚ましで起きた。雨は降っていなかった。

ミートボールとほうれん草とアスパラガスのおひたしの朝食。

7時過ぎになるのを待って、息子を起した。今朝は5分で起きたが、当たり前のように布団からソファに移動しただけ。

寝てしまわないように言って、うちを出た。

曇り空。草木はまだ濡れていた。

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気温は低いが、歩いて行くと、軽く汗が。

午後2時頃から雨の予報だったが、降って来なかった。

5時45分過ぎに会社を出たときは、いかにも雨が降ってきそうな空だったが、雨は落ちてこなかった。

6時50分頃に帰宅。食卓に食器が散らかっていた。息子はしゃぶしゃぶとミートボールを食べたと。片付けるように言ったが、無視をして、リビングから消えた。

夕飯の支度をしつつ、息子を探すと、トイレにいた。出てきたのは、7時10分過ぎ。「早く塾に行かないと遅刻するよ」と言うと、「時間が来てもすぐに始まらないから大丈夫」。

ミートソーススパゲッティを作って夕飯を食べ、メールを見ると、また5分遅れて塾に到着していた。