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子育ての日々の断片を書き綴る

早くも事故収束宣言

時事ドットコム野田首相、事故収束を宣言=「冷温停止状態」達成−避難区域見直しへ−福島原発」。

東京電力福島第1原発事故で、政府は16日、原子力災害対策本部(本部長・野田佳彦首相)の会議を首相官邸で開き、原子炉が安定した「冷温停止状態」が実現し、事故収束に向けた工程表「ステップ2」が完了したと確認した。野田首相は「原子炉は冷温停止状態に至った。不測の事態が発生しても敷地境界の被ばく線量は十分に低い状態を維持できる。発電所の事故そのものは収束に至ったと判断した。早く帰還できるよう政府一丸となって取り組む」と宣言した。
原発では3基の原子炉が炉心溶融メルトダウン)を起こし、溶けた核燃料の状況が確認できない上、放射性物質の外部放出も完全に止まっていない。避難した住民の帰還のめども立っておらず、反発を呼びそうだ。
宣言を受け、政府は同原発から半径20キロ圏内の警戒区域と、年間放射線量が20ミリシーベルトを超える計画的避難区域を、新たに三つに再編する検討に入った。
近い将来の帰宅が可能な「解除準備区域」(年間線量20ミリシーベルト未満)、数年間居住が難しい「居住制限区域」(同20ミリシーベルト以上〜50ミリシーベルト未満)、数十年間帰宅できない可能性がある「帰還困難区域」(同50ミリシーベルト以上)とする方向で調整している。

東京新聞「雨どいの下で0.48マイクロシーベルト検出 小金井市の小学校」

小金井市は、十五日、市立南小学校内の除染基準毎時0.25マイクロシーベルト毎時を超える放射線量を測定したと発表した。最大は東校舎東側の雨どい下で、同0.48マイクロシーベルト毎時だった。