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子育ての日々の断片を書き綴る

「ティーパーティー」は草の根保守派運動なのか?

TBS News『ペイリン前州知事「血みどろの中傷」と反論』。

アリゾナ州の銃乱射事件で、オバマ政権批判の急先鋒であるサラ・ペイリンアラスカ州知事らの過激な主張が背景となったのでは、との批判に対して、ペイリン氏が12日強く反論しました。
草の根保守派運動「ティーパーティー」の顔でもあるペイリン氏は去年の中間選挙前、落選させたい議員の選挙区に銃の照準のようなマークをつけた全米地図を自らのウェブサイトに掲載。銃撃を受けたギフォーズ下院議員も、「標的」となっていました。
このため、これが事件の下地になったのではないかと非難が出ていました。
これに対してペイリン氏は12日、事件は「一人の悪人」の仕業と強調した上で、次のように反論しました。
「ジャーナリストや評論家は、彼らが批判する憎悪や暴力を助長するだけの『血みどろの中傷』をでっちあげるべきではない」(ペイリン氏)
しかし、「血みどろの中傷」という言葉は、中世にユダヤ教徒の迫害を正当化する時に使われた表現であることから、例えが不適切と非難の声があがるなど、さらに物議を醸しています。