from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

与野党とも政治やらないで何をやってんだろう

東京新聞砲撃で皮肉な国会休戦 民主・自民とも弱み抱え

国会は24日、北朝鮮による韓国砲撃を受け、自民党仙谷由人官房長官らの問責決議案提出を先送りするなど、与野党に休戦ムードが強まった。2010年度補正予算案をめぐる民主、自民両党の緊張関係は頂点に達していたが、一転して26日の採決で合意。双方とも不測の事態をきっかけに局面を変えたかった事情もある。
菅直人首相は二十四日、韓国砲撃について、記者団に「国にとっての大変重要な案件なので、今後も必要に応じて申し上げたい」と、今後も与野党党首会談で状況説明する考えを強調。同時に「予算については一日も早く成立させたい」とも付け加えた。
国会軽視ともいえる発言をした柳田稔法相を二十二日に更迭。これによって補正成立に向けた障害がなくなるとの期待もあったが、野党の攻勢が収まることはなかった。
民主党にとっては、国会対応が手詰まりの状態で発生した韓国砲撃。野党各党に党首会談を提案したのは、危機管理は各党と認識が共有できるとの狙いから。補正予算は別問題のはずだが、「問責どころではないはずだ」(幹部)と、少しでも与野党の対立を和らげようとの思いもにじむ。