from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

ヤクザ組織との利害一致

NBonline建国60周年祝賀ムードに水を差す「黒社会」』から。

重慶市の共産党書記で、前商務部長の薄熙来氏が、8月にやくざ団体の一斉摘発を行った。約1400人が逮捕され、市民のみならず全国から拍手喝采を受けたが、北京から落下傘人事で降りてきた彼が、そう簡単に市政府を掌握できるはずがない。これだけのことができたのは、協力者の存在があったからだと言われている。
一説によれば、対立関係にあるやくざ組織の一方と薄熙来氏がつるんで、もう一方のヤクザ組織をつぶしにかかったという。重慶市で実績を上げて北京中央への返り咲きを狙う薄熙来氏と、対立組織をつぶそうとするヤクザ組織の利害が一致したという解説である。