ロイター「メキシコ、新型インフル原因とみられる死者数を下方修正」。
メキシコのコルドバ保健相は1日、新型インフルエンザ(インフルエンザA型)感染が原因と疑われる死者の数について、これまでの最大176人から同101人に修正すると発表した。
コルドバ保健相によると、新型インフルエンザへの感染が疑われた死者の検体を調べたところ、一部は陰性だったと判明。死亡した人のうち、これまでに感染が確認できたのは16例で、そのほかの85例についても検査中だとしている。
同保健相はまた、これまでに新型インフルエンザへの感染が確認された症例が397件で、うち381件では既に完治したか抗ウイルス薬で治療中だと述べた。
ロイター「香港で新型インフルエンザ感染確認、アジアで初」。
香港特別行政区政府は1日、25歳のメキシコ人男性の新型インフルエンザ感染が確認されたと発表した。
アジアで感染者が確認されたのは初めて。
曽蔭権(ドナルド・ツァン)行政長官は記者団に対し、この男性は4月30日に上海経由で香港入りしたと説明した。
熱などの症状を訴え同日入院したが、現在の様態は安定しているという。
外務省の感染症広域情報「新型インフルエンザの流行について(第2報)」
メキシコ 感染者数 97人(うち 7人死亡)
米国 感染者数 109人(うち 1人死亡)
カナダ 感染者数 13人
スペイン 感染者数 13人
英国 感染者数 8人
ニュージーランド 感染者数 3人
ドイツ 感染者数 3人
イスラエル 感染者数 2人
オーストリア 感染者数 1人
オランダ 感染者数 1人
スイス 感染者数 1人
現地政府が発表している国
また、5月1日午前6時現在、感染疑いがある国・地域は以下のとおり(報道含む。23ヶ国・地域)です。
インド、韓国、シンガポール、オーストラリア、フランス、ポルトガル、ノルウェー、ベルギー、フィンランド、ポーランド、クロアチア、ルーマニア、アルゼンチン、エルサルバドル、アイルランド、ウルグアイ、コロンビア、ブラジル、グアテマラ、チリ、ベネズエラ、コスタリカ、南アフリカ