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子育ての日々の断片を書き綴る

外務省渡航情報「メキシコ及び米国の一部の州におけるH1N1亜型由来豚インフルエンザの発生について」

WHO(世界保健機関)事務局は、米国及びメキシコで発生している豚インフルエンザについて、これまで両国で確認されているものとは異なるH1N1亜型豚由来インフルエンザによるものであることを発表しました。WHOはまた、動物由来ヒトへの感染が見られる点、地理的に離れた場所でいくつかのコミュニティーにまたがって発生している点、通常のインフルエンザに比較的感染しにくい年齢層の感染が見られること等から警戒を強めています。

  • 米国カリフォルニア州テキサス州で計7人の豚インフルエンザの感染が確認され、また9件の疑い例が報告されている。
  • メキシコでは、4月23日までに882件以上のインフルエンザに類似した感染例が疑われており、そのうち62人が死亡している。
  • メキシコの感染例のうち、18件については、H1N1亜型の豚由来インフルエンザである旨カナダの研究機関において確認され、さらに内12件については、米カリフォルニア州のH1N1亜型インフルエンザと遺伝子的に同一である旨についても確認された。
  • このH1N1亜型由来豚インフルエンザはこれまで豚・ヒトともに検出されていない。