from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

「市原基」講演会に行った

samso2009-03-07

風邪の症状でよく眠れず、夜中に何回か目が覚めた。起きたのは8時過ぎ。カーテンを開けると晴れていた。
朝食後、ボトルアクアリウムの水を半分入れ替えただけ、ゴロゴロ。いつの間にか寝ていた。目が覚めると11時半。講演会を聴きに出かけないといけなかったので慌てて起きた。
外はまずまずの天気だった。品川駅に着いてまだ時間があったのでコーヒーショップに入り、サンドイッチとコーヒーを注文。

5分前に会場のキヤノンホールSに到着。60歳台と思われる人たちが圧倒的だった。簡単な紹介の後、講演者の写真家「市原基」さんが登場。実直そうな顔つきのおじさんだった。水と氷と火をテーマに写真を撮っているという。写真家として最初に撮り始めたのは琵琶湖だったそうだ。四手網による稚鮎稚鮎捕り。子どもの頃、稚鮎釣りによく行ったことを思い出す。
写真がスクリーンに映され、「ヒマラヤ水系」の写真の解説が始まった。チョモランマの山容を望む風景からベンガル湾に流れ込む河川辺りの風景が映し出される。最低6ヶ月ぐらいは現地にいて、まず現地の食べ物になじんでから写真を撮り始めると言う。水はペットボトルから飲むのではなく、蒸留水に少しずつ現地の生水を足して飲み、現地の水に慣れていくため、お腹をこわしたことはない。現地で野宿をして過ごすことが多いため、日本に帰ってくると25kgほど体重が減っているとのこと。三脚はあまり使わない。ブローニーでも手持ちで撮る。体育会系で腕立て伏せでカメラを固定すると言う。航空写真を撮るために軍用機に乗ったとか、死体が転がっている海岸で魚釣りをしている写真を撮ったとかと言うような話もあったが、写真技術に関する話はなかった。写真を眺めている間に1時半の講演はあっという間に終わった。
 

吉祥寺で電車を降り、水泳教室に行っている息子を迎えに行った。出てきた息子にチョコアイスを食べさせ、駅に向かった。バス停に着くと妻がもういて停まっていたバスに乗った。市民文化会館前でバスを降り、インドカレー屋へ。キーマカレーを食べ、体がだるくなってきたので、先にうちに戻った。妻たちが帰ってきてから、すぐに寝た。