from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

石神井公園でエビを捕った

samso2008-10-19

6時前に目が覚めた。息子が6時15分頃起きてきて、「テレビはダメだよ。クラフトでもしたら」と言うと「ハ~イ」。いつの間にか、また寝に行った。
8時過ぎに妻が起きてきて、朝ご飯の準備をしだした。すでに起きていた息子が「卵サンドたべたい」と言うので、卵焼きを作った。残っていた1枚のパンをトーストにして、焼いた卵を挟んで「できたよ」。「おいしい」と言いながら、あっという間に食べた。
妻はニュージーランドから来たお客さんを高尾山に連れて行くと行って、9時半過ぎにうちを出ていった。
今日は中央公園で子どもまつりがあると言うので、10時前に息子を連れてうちを出た。晴れていた。公園に着くと、すでに大勢の子どもたちが来ていて、お祭りを楽しんでいた。ドッジボール、シャボン玉、凧揚げ、昔遊び、電車ごっこ、木工、キックターゲットなどをやっていた。息子に「何をする?」と聞くが答えず、先に走って行って、ウロウロ。どれにするか迷っている様子。友だちを見つけ、一緒にキックターゲットをやりに行った。友だちは0点だったが、2点入って、オモチャを3つ受け取った。次は、木工をやりたいと走っていった。「何作る?」「ふね」「どんな船?」「わかんない」。しょうがないので、木を切り出した。「こんな感じでいいの?」「いい。ほをたてて、かじをつけて」。「これでいい?」「いい。じぶんでもつくる」。変な形の船?を作った。

息子の友だちのところへ行って手伝っているともうお昼。学童クラブの保護者会主催のバーベキュー改めおでん会をやるというので見に行ったがまだ始まっていなかった。石神井公園にザリガニを捕りに行く約束をしていたので、うちに戻った。
息子が水槽にするというペットボトルを持って、バスで吉祥寺に向かった。吉祥寺駅に着いて石神井公園に行くバス停を探し、時刻表を見ると発車まで20分あった。お昼を済まそうと近くのマックに行った。長蛇の列。やっと注文したものを受け取ったのは7分前。慌てて食べさせ、食べられなかったポテトフライトと飲み物を持って、バス停に戻った。乗客が多く座れるか心配だったが、別れてなんとか座れた。バスはすぐに発車した。石神井公園口のようなバス停があると思いこんで乗っていたがそういうバス停に着かない。もうバスに40分近く乗っていて、ちょっと心配になったので、運転手さんに聞きに行くと近いバス停はすでに過ぎたとのこと。次の石神井公園駅北口で降りるしかないと。席に戻ると後ろの席にいたおばあちゃんが声を掛けてくれ、公園に行くには南口に回らないといけないから、駅で青いボタンを押して、通してもらいなさいと。西武の石神井公園駅に行くと券売機の隣にインターフォンがあったので、ボタンで駅員さんを呼び出すと、一番広い改札を開けますからとおってくださいと返事が返ってきた。南口に出て、立っていたおじさんに公園の方向を聞いてから、歩き出した。10分弱歩くと石神井公園に着いた。
インターネットで確かひょうたん池にザリガニがいるとあったのを思い出し、公園の地図でひょうたん池を確認して池の周りを歩き出した。ボートが浮かんでいて井の頭公園によく似ていた。ひょうたん池はずいぶん遠かった。行きすがら、息子にザリガニがいなくてもがっかりしないように言い聞かした。

やっとひょうたん池に着くと、子どもたちや付き添いの大人が池で、さきイカを餌に釣っている姿が見えたのでほっとした。近づいて様子を見たがザリガニを釣り上げている子はいなかった。水槽がおいてあったので覗くとザリガニではなく小エビが動いていた。ザリガニ釣りセットが近くの売店で売っているとあったので、売店を探した。池の向こう側に食べ物屋が見えた。見せに行って探すと小さな字で「ザリガニ釣りセット」と書いてあった。70円だった。注文するとさきイカに凧糸が巻き付けてあるものをくれた。
さっそく子どもたちがやっているように、小枝を拾って、その先に凧糸を巻き付け、息子に渡した。息子が釣り出したが、一向に釣れない。池の周りを見渡すと、さきイカを入れた網かごを池に放り込んでエビを捕っている人がいた。その人の水槽を見に行くと多数のエビが泳いでいた。店にもう一度行って、すくい網を買ってきた。泥水をすくってみたが、まったく捕れない。しばらく休憩。エビは草の根が水面に浸かっているところにいるんじゃないのかと思い、やってみると案の定、網にエビが入った。諦めかけていた息子に見せると喜んだ。一番最初に捕れたエビが一番大きく、あとはすごく小さなエビしか捕れなかったが、10匹ほど捕れた。「もうこれでいい?」と息子に聞くと「あと1ぴき」。あと1匹捕って、お仕舞いにした。もう4時だった。
ひょうたん池近くにバス停があることに気づき、そのバス停で待っていると荻窪方面に行くバスがほどなくやってきた。このバスもなんとか別れて座ることができた。20分ほどで荻窪駅に着いて、息子がお腹が空いたと言うので駅前のそば屋に入った。息子はざる蕎麦、私はカツ丼を食べた。
5時半頃、うちに着いた。すぐに息子にシャワーを浴びさせ、エビを綺麗な水を入れたペットボトルに移し替えた。息子はザリガニの子どもだと言い張っていたが、インターネットで調べると、どうもスジエビのようだ。

なぜが手のひらが腫れ、腕と体の一部に湿疹ができていたため、息子が浴室から出るとすぐにシャワーを浴びた。
息子は、7時半になると「ダーウィンが来た生きもの新伝説」を見、そのあと8時半まで「どうぶつ奇想天外!」をしっかり見て、絵本を読んでいる途中で寝た。

ロスト・ワールド (冒険ファンタジー名作選)

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