from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

武蔵野市

先日市役所に行ったときに、「統計でみる武蔵野市」という冊子が置いてあったのでもらってきた。今日、その冊子を眺めていると、最後の方に、東京都の「平成15年度普通会計決算額及び財政力指数26市比較」という表があって、武蔵野市の一人当たりの歳出は「432,323円」で26市の中でダントツ(2位の稲城市が「348,310円」)だった。お隣の小金井市の約1.5倍だった。全国レベルではどうなんだろうと、インターネットで検索してみると、「第27次地方制度調査会第30回専門小委員会 次第及び議事録」というページがあって、

市町村の財政分析といたしまして、一人当たりの歳出がどんなふうになっているかということでございますが、1万人未満のところをご覧いただきますと、5,000人未満で大体103万5,000円が一人当たりの歳出でございます。これが5,000〜1万になりますと、62万9,000になりまして、大体3万人を超えますと、36万1,000円ということで大体横ばいになっていくという歳出のグラフでございます。

と書いてあった。先頃、市町村合併が相次いだが、合併して市の人口を増やせば、一人当たりの歳出が減るといいたい答弁のようだが、これ答弁からすると、武蔵野市の歳出は随分多いということになる。これは住民として喜んでいいことなのかどうか、今のところは分からない。市長批判系の市議のちらしが時々郵便受けに入っていて、それを読んでみると、無駄遣いがあるようだけど。