from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

農業

邱永漢さんの「もしもしQさんQさんよ」に、

日本では農家の後継ぎがいなくなっています。
安い農作物が外国からいくらでも入って来るようになったのと、農地に縛られて単調な畑仕事に従事することを拒む若者がふえたのとで、三ちゃん農業も最終段階を迎えています。

とあった。邱永漢さんはなんでもビジネスに結びつけてものごとを考える人のようで、「農村の人手不足を解決するビジネスはまだ姿を見せていません」と、農業にもビジネスチャンスがあると見ている。安い外国人労働力に頼って、農業ビジネスをやればいいということのようだ。ビジネスになれば、日本の農業は復活するのか。ビジネスとなると、利益優先ということになる。効率向上を追い求めて安く作るか、他にはない魅力的な農作物を作るか、どちらか。
岩手日報に「特定非営利活動法人「育て上げ」ネット盛岡市のリンゴ農園でニート(若手無業者)の就労訓練を兼ねた農業体験を始めた」とあった。