from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

反日デモ関連

嫌中感は収まらない

nikkeibp.jpに、『中国調査業界裏情報「中国人は反日デモをどう見るか」』という記事が掲載されている。 一般的に不満の表現方法として「インターネットに書き込む」「デモを起こす」といった手段が考えられます。このうち、インターネットで中国政府に反対…

反日デモの影響

nikkeibp.jpの『反日デモの「影響」はどこに』から。 すべての業界の中で最も大きな影響を受けた業種は、旅行業ではないでしょうか。ある旅行会社の北京事務所長は、「日本であれだけ投石の様子が報道されてしまえば、日本の観光客は恐がって来てくれない。…

海外メディアの「道具化」

JANJANの「ドイツマスコミスキャン〜中国での反日暴動を読む(3)」から。 ドイツ人にとっては、実は、日中の対立というのはあくまでも些事に過ぎない。彼らにとっては、むしろ、中国が日本の国連安保理常任理事国入りを阻止しようとした場合、同じように常…

日中関係は今が「底」?

nikkeibp.jpにサーチナの「中国消費者の対日感情を探った」アンケート結果が掲載されていた。 現在の政治、歴史、領土を含む日中の外交関係についてどう思うかを聞いたところ、「非常に良好だ」は2.90%、「まずまず良好だ」は9.75%となった。これは前回…

首相の靖国参拝の是非

nikkeibp.jpの週刊アンケート「即問速答!」で、「首相の靖国参拝の是非」について問うたようだ。 小泉首相の靖国神社参拝をどのように思うかを伺ったところ、「参拝した方がよいと思う/参拝して欲しい」(38%)と「参拝しない方がよいと思う/参拝して欲…

靖国神社は靖国神社

昨日の日韓首脳会談に関連して、NHKは 細田官房長官は、「今後の世論の動向を見極めながら考えていきたい。新たな追悼施設が靖国神社の代わりの施設になるのではないかと反対している人もいる。国民の思いが整理され、『なるほど』というところまで行くこと…

対中ODA

個人の方が作られている「社会実情データ図録」というWebサイトに、「韓国、中国、インドネシアへの円借款(ODAローン)の推移」を示すページがあった。これによると韓国への円借款は8年前の1997年まで続いていた。対中国は、作成者の方のコメントでは…

内田樹さんの「靖国再論」

内田樹の研究室に、 日本の政治家の中に、この新しい東アジア共同体の中で中国や統一朝鮮の政治家たちと五分でわたりあえるだけの外交的手腕と戦略的思考を備えた人物はいない(それだけは確言できる)。 と。同感。政治家の人材不足は否めない。本当の意味…

東条英機元首相の孫

朝日新聞に、 A級戦犯の分祀について(東条英機元首相の孫の)東条さんは「国内の問題。中国の圧力に屈して分祀に応じれば、太平洋戦争が侵略戦争であったことを認めることになる」と反対の理由を説明した。 とあった。東条由布子さんは、太平洋戦争は侵略…

朝のNHKニュースで、 NHKは、6月10日からの3日間、全国の20歳以上の男女を対象にコンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDDという方法で世論調査を行い、60.6%にあたる1197人から回答を得ました。それによりますと、中…

東アジア三国の近現代史と小泉さんの靖国参拝

中国特快焦点に、 社会の注目を集めていた日中韓共同編集の「東アジア三国の近現代史」が発行される運びとなった。日・中・韓の三カ国40人の学者たちにより、3年にわたって編纂されたこの本は、三国の正確な歴史を知る上で貴重な資料となることが期待され…

中日新聞から。 河野洋平衆院議長は七日、国会内で小泉純一郎首相と会談し、日中関係悪化の一因となっている首相の靖国神社参拝問題について「慎重の上にも慎重に考えてほしい」と、参拝を自粛するよう申し入れた。首相は「よく分かった」と答えたが、「中国…

愛憎二重心理

園田茂人さんの「対外認識の愛憎二重心理とどう向き合うか」から。 強く豊かな国に対する強烈な憧れと、その裏側にある憎しみや妬みの感情。毛沢東時代には、前者の感情を押し殺し、後者の感情を社会主義建設に利用してきた。トウ小平の時代になり、改革開放…

ブッシュに捧げた戦略戦術

「2005年森田実政治日誌」に、友人から電話で言われたこととして、 どうして小泉首相は再び靖国問題を自分の側から火をつけたか、ご存知か。どうして武部幹事長を中国へ送って中国側が激怒するような「(中国側の靖国批判は)日中平和友好条約の内政不干渉原…

小泉首相のかつての盟友だった加藤紘一さんは、 私は、日中間はこの関係が良くならないと、アジアの発展とか世界の政治の安定とかにいろいろな問題が起きるというような、先々に向かっての大きなビジョンを語り合うのならいいのですけれども、昔のことをお互…

朝日新聞によると、中曽根元首相は、 個人的信条より国家利益を考えてやめるべきだ 個人的信条と国家的利益を比較考量するのが総理大臣の仕事だ。個人的信念を通す誉れがいいのか、外交的障害を除くか」と問題を投げかけたうえで、「国連の常任理事国になろ…

国会中継で、岩国哲人議員が歴代の首相が靖国参拝について慎重になるように言っていたというようなことを述べていたので、各新聞社のHPを見に行くと、河野洋平衆議院議長が「議長公邸で海部、宮沢、村山、橋本、森の歴代首相5人と会談し、小泉首相の靖国神…

時評エッセイ「詭弁はもうたくさん/山田正行」に、 小泉首相は16日午前の衆院予算委員会で中韓両国の首相の靖国神社参拝反対について「他国が干渉すべきではない。戦没者に心からの追悼の誠を捧げることがなぜいけないのか、理解できない」、「いつ行くか…

SAVA95さんのブログ「覚え書き」を見ていたら、東京新聞の「『対中姿勢変わるまで待つ』『小泉政権見限った』」という記事が紹介されていた。 横浜市立大の矢吹晋名誉教授は「靖国参拝に関する日中間の認識は、八六年に中曽根康弘首相(当時)が中国政府に出…

東方書店の「北京だより」に「日本人の素朴なギモンと歴史の試験問題を解く」とタイトルで、 なぜ、いまこの時期に、マグマが噴火するかのような大規模デモが頻発したのか? しかも駐中国日本大使館や領事館への破壊的行為が起こったのは、1972年の日中国交…

武田徹さんの「オンライン日記」に、 中国呉儀副首相が小泉首相との会談をキャンセルして帰国してしまったことについて『めざましTV』では国際教養大学の中島嶺雄に電話取材していて「首相級の会談をキャンセルするのは国際的問題、国際社会は約束を守れない…

日本は米国の「特上同盟国」

nikkeibp.jpの「反日デモ:北京の深層心理、中国が見る日本と日米同盟」に、 日本が昨年12月閣議決定によって承認した新たな「防衛計画の大綱」は、名指しこそ避けたが中国を脅威ととらえ、対米同盟強化の中で自衛隊の大編成替えを打ち出したものだった。 ・…

アサヒコムには、 中国外務省の孔泉(コン・チュワン)報道局長は24日の記者会見で、呉儀(ウー・イー)副首相が小泉首相との会談を取りやめて帰国した理由について、「日本の首相、指導者が呉副首相の訪日期間中、連続して中日関係の発展に不利な発言をし…

萬晩報の「小泉首相、「シャル・ウィ・ダンス?」をもう一度」に、 5月23日、共に独身で個性豊かな政治家としても有名な二人が東京で会談する予定となっている。日本の小泉純一郎総理大臣と中国の呉儀副首相である。 中国に多少なりとも関心を持っているな…

ブログ「小林恭子の英国メディア・ウオッチ」に、5月10日号のフィナンシャル・タイムズに載っていた、ドイツの日刊紙Der Tagesspiegel紙の論説委員クレメンツ・ウエルギン(Clements Wergin)氏の「歴史と付き合うための、ドイツから日本への教訓(German…

nikkeibp.jpに『日本企業42%が「デモは今後の売上に影響」=ジェトロ上海』というタイトルで、 在上海日本国総領事館、日本貿易振興機構(ジェトロ)上海代表処などは合同で、4月16日に発生した反日デモに伴う破壊活動、及び日本製品不買運動の影響について…

また、日中外相会談が行われたようだ。これを伝える各マスコミの見出し。 読売新聞:反日デモでの謝罪と賠償、中国外相応じず 産経新聞:「靖国」中止を要求 日中外相会談 デモ破壊謝罪なし 朝日新聞:教科書、台湾問題で応酬 日中外相会談 毎日新聞:「靖国…

団藤保晴氏の「ブログ時評」に、 中国国内では言論の自由を奪う形すら取られて圧殺されたのであり、日本側では折りしも盛んになっている右翼的な、威勢の良い対中論調をネット上で繰り返し読まされた。短期的にまた再発必至の苦渋の事態だから、落ち着いたと…

邱永漢さんが、 私もどんなデモをやるのだろうかと期待していたら、うちの日本語学校などには警察から予め学院は休みにして下さいと通知がありました。 当日になると、主催者は誰かもはっきりせず、人も思うように集まらず、高速道路に警察が車を入れさせず…

nikkeibp.jpの「莫邦富の中国ビジネス指南 第5回 反日の嵐の中で見た新たな中国進出リスク」から、 特にこれからは、このコラムの第1回目で取り上げた“企業市民活動”を含めた中国市場への取り組みをアピールする必要があるだろう。中国報道機関の理解を得る…